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タグ:花田一彦著『ラブホテルの文化誌』 ( 1 ) タグの人気記事

盆屋からラブホテルまで 中編


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               好色訓蒙図彙(こうしょくくんもうずい)出会(茶屋)


花田一彦著『ラブホテルの文化誌』に江戸時代中期以前の京都の男女密会所である出会茶屋の様子が紹介されています。これは貞享二(1685)年刊『好色訓蒙図彙』から引用したものです。さっそく京都右京中央図書館で同書をひらいたものの、草書でとても私の手に負えるものでは有りませんので、そのまま『ラブホテルの文化誌』から引用させて頂きます。

「例えば、お互いに手紙で連絡して、横町の下駄屋の二階で密会する時、その時には店先の桶に生花を置いて合図する(なんとも粋じゃありませんか)。茶屋で逢う場合、あちらには裏に別の出口があるから都合がよろしいとか、こちらの茶屋は二階から二階から見渡す景色がようとか、男ほしそうに歩く女に狙いをつけて、誘いの言葉をかける男たちのハントテクニックも点描されている。」

こういうナンパ師は釣者と呼ばれ、ほぼ同時期、延宝九(1681)年に刊行された藤本箕山の『色道大鏡』の雑女篇第二十五、釣者篇、付被釣者に一項が設けられています。

こういう男は物見物参の道で、声を掛ける訳であります。口がうまく、厚顔で、血気盛んな男が向いていたようです。上等な女、下女を連れた女、三連れ人以上は無理で、一人か、二人の女がターゲットになります。

五つのテクニックがあり、すりあひ・見返り・扉とがめ、むかふがヽり・小手まねき、の五つで、道徳心のある女には釣の糸の引塩(ひきしお)有り、との事です。

一方被釣者(つられもの)はナンパされる側の女で、二種類ありました。

まずは、釣られるのを目的として出かける者で、一人で出掛けるる場合と、同じナンパされるのを目的とした女同士で行く事もありました。二重帯、ねり笠・菅笠などを着用、美人は顔をだして歩きました。

こうなると、釣られた女が実は釣者で、釣ったはずの男が被釣者になります
。芝居では立見、茶店では床几に居掛かる、との事、基本的にこういったナンパ待ちの女は素人でした。

もう一つの被釣者はプロの女性が多く、以前遊廓務めをしていた女、男に捨てられた女、妾、風呂屋女などで、装束は煌びやか、風流を尽くし、奇特頭巾につゞら笠、はきものは金剛なるべし、との事。

彼女達の目的はお金持ちに釣られ、あわよくば玉の輿に乗る、といった所でしょう。

三百年前の京都の話ですが、随分今と通じる所があるような気がしてなりません。

ただただ残念な事に、そのナンパする為の五つのテクニックの説明はありませんでした。



by gionchoubu | 2016-10-15 10:50 | 私娼 | Comments(0)