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五条楽園ぞめき、女だけの街_f0347663_15561739.jpg
                       映画の一場面

昭和三十二年二月封切りの松竹映画に『女だけの街』が有ります。同月の京都新聞では“くるわにメス”と銘打たれているように、売春防止法施行直前の京都七条新地の話になります。

監督は内川清一郎、脚本は内川清一郎と関沢新一、キャストは大木実、田崎潤、高千穂ひづる、小山明子、山田五十鈴、浪花千栄子。伝説の芸達者の名前が並びます。

物語は・・・

八年間の服役を終え、ふるさとの七条新地に帰ってきた牧組のヤクザ宮鉄太郎(大木実)は新興勢力、陣場大吉(田崎潤)が牧組のナワ張りを見て憤懣やる方ない思いだった。

鉄太郎の帰りを待っていたのは利美楼の女将お波(浪花千栄子)だった。彼女は鉄の死んだ母の朋輩で幼い時から彼を引き取って今日まで親同様育ててくれた義侠肌の女だ。

鉄はこの家の娼婦みどり(高千穂ひづる)に惹かれ、みどりも「ヤクザって愚劣よ、人間のカスよ」と鋭い言葉を浴びせながらも鉄を恋してゆく。

そのころ廓一帯は陣場の計画的な玉抜きで大騒ぎ。同僚の栄子(山田五十鈴)の入院費、葬式代の一切を自分の貯金をハタいてお波に渡し、遺児の健一の面倒を見るという健気なみどりの言葉に、鉄は賭場で荒稼ぎをしてみどりとの新生活を夢見て帰ると、みどりは置手紙をして姿を消していた。

玉抜きのバックが陣場で、みどりもそこにいると聞いた鉄は包丁を手に飛び出すのだった―

この映画の封切り後の座談会で、映画評論家の滝沢一は「この映画は消えゆく赤線地帯の七条新地を背景に矛盾の中に組み立てられた現在のやくざを描き、実景七条新地のロケも生きており、セミ・ドキュメントリー映画として真実感があった。」と述べています。

内川監督は「いろいろの実話を寄せ集め、売春防止法、暴力団といういま身近かに起っている問題をウソがなく真実にドラマの構成に持ち込もうとした。」と此れを受け答えました。

家庭調停委員の渡辺愛子氏は「売春防止法の施行を前にして、それまでに少しでも多く稼いでおかねば・・・という楼主や売春婦、崩壊寸前の花街の女性を抜させたり、これらの業者の家を買って旅館屋ホテルにして甘い汁を吸おうという悪辣なボスなどを見せられ、私たちの知らない世界のあることを知った。」

最後にこの作品の重要なパートを担った浪花千栄子は「仕事の都合で皆さんより一番早く七条新地の知合の家へ見学に行きました。朝と夜いきましたが、朝の起きぬけのきたない人―私らもそうですが―夜の化粧であまりきれいになっていられるので、男の人がボーとなるもの無理ないと思いましたわ。」

私自身この七条新地が等身大で映し出されているかもしれない松竹映画が存在したのを全く知らず、当時の京都新聞を図書館のマイクロフィルムで追って行くうちに偶然出合いました。

生きている七条新地の姿。

何方かこの映画を見た方は居られますでしょうか?

何とか見る機会を得られないでしょうか?





by gionchoubu | 2018-08-16 15:58 | 五条楽園 | Comments(0)