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大津、柴屋町ぞめき 十

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大津下柴屋芸妓、近江常内、梅之助

『全国遊廓案内』昭和五年刊、によると、上柴地(屋)遊廓も、下柴地(屋)遊廓も店は陰店を張っていて、娼妓は送り込み、廻しは関西式でとらず、遊興は時間又は仕切り花制、一泊は四、五円検討で、この料金に台の物(料理)は含まれていません。

この時期、一泊が京都府の橋本や宮津や龍宮で六、七円なので、滋賀県は柴屋町にかぎらず、彦根でも、八日市でも草津でも四、五円なので、他所に較べ、お値打ちと言えます。大阪の新町は一泊で十円はかかるので、滋賀の倍以上かかったことになります。

さらに、滋賀県は柴屋町以外も、『全国遊廓案内』に記述がある、彦根、八幡、八日市、草津の遊廓とも遊客が娼妓を写真でなく、直接女の顔を屋内で確認できる陰店式を採用していることから判断すると、県として、娼妓の人権を配慮した写真式への指導が緩かったか、もしくは、無かったような気がします。

『公娼と私娼』によれば、昭和四年時、上馬場に営業者11軒、下馬場に営業者82軒、娼妓数129人、公娼と私娼は内務省警保局で編まれたものなので、公には上馬場、下馬場を用いていました。ちなみに昭和四年刊『日本遊里史』は大津柴屋町としています。

昭和四年の『技芸倶楽部』に、下馬場町遊廓が大黒座で第二回温習会として、三月十八日から二十六日まで、「近江八景、大津絵踊」が催される予定である、という記事が載っています。下馬場は元々娼妓中心の遊廓でしたが、温習会を開くほど芸妓の質が上がっていた裏付けと考えて良いでしょう。

師匠は長唄が福富しづ、常磐津が大八木すが、舞踊が北川いし、鳴物が田中徳次郎、出し物は素囃子「舌出三番叟」舞「薮入娘」「桜狩」長唄「多摩川」舞「助六」「将門」「七福神」最後は「近江八景大津絵踊」との事でした。

昭和七年の『技芸倶楽部』に下柴の豆ちよ、豆一、金弥の三芸妓が京都放送局より、「大津絵」「近江小唄」「新大津節」を放送して、好評だったようです。
谷歌水氏作詞の「近江小唄」がこれです。

一、 春は坂本長等のさくら、花をたづねてどこへ行こ、唄の三井寺日暮れに答へりや、鐘に湖国の味を知る

二、 そゞろ歩きは京町通り、いつか中町濱通り、夕べ別れた紺屋ヶ関の、岸につないだ恋の船

三、 八景めぐろか島めぐろか、島は多景島竹生島、近江舞子の小松の濱には、船と別れておよぎたい。

四、 誰に逢ふとてかへりを急ぐ、心矢橋の船頭さん、磯のかもめに言づけしても、それは無駄だよ堅田より

五、 秋は石山月見にゆこか、膳所の城あと粟津原、昔なつかしい唐橋越えりゃ、仇な絃歌が耳につく

六、 冬の湖水はスキーの世界、想い出すさへ腕がなる、鳴るは汽笛か大津の駅は、山へ山への急テンポ

ほぼ同時期に出来た祗園小唄など、四季を小唄に織り込むと、芸妓が座敷で季節を問わず踊れるという大きな利点があります。




by gionchoubu | 2017-01-10 14:24 | 亡くなった滋賀の遊郭 | Comments(0)