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近江のお兼

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                        湯女町

滋賀県海津といえば「日本のさくら名所百選」の一つに数えられる程の桜の名所、湖岸に咲き乱れる桜は奥琵琶湖に春の訪れを告げる風物詩となっています。

そしてもう一つ「近江のお兼」の舞台として歌舞伎や日本舞踊の世界にはお馴染みの地として知られています。

建長六(1254)年の『古今著聞集』によれば、「近ごろ、近江の国かいづに、金という遊女あり」と著され、それによると、東国の武士が大番(京都警固)の役目で京に上がる途中海津の宿につきました。

一行が馬を湖に入れて洗っていると、そのうちの一頭が物に驚いて駆け出した。大勢が弾き止めようとしたものの、それを振り切って猛スピードで掛けていきました。

それに出くわした遊女お金は、すこしもあわてず、高下駄でさし縄の先を踏みつけました。すると馬はやすやすと止まってしまった。馬の弾く力はものすごかったので、お金の下駄が砂に深く食い入って足首まで埋まってしまいました。

これを目の当たりにした人々は驚き、お金の大力ぶりにたいへん感心しました。

このお金は、指の力だけでもものすごく、五本の指ごとに弓を張り、五張を一度に引くこともできました。

有名な法師の妻にであったお金は法師が他の遊女に浮気をするので、「かの事くわだてんとて、またにはさまりたりける」法師は両股で締め上げられ気絶してしまい、死にかけたというエピソードもあります。

お金(兼)の話は上村行彰著『日本遊里史』にも載り創世記の遊女の章を飾ります。

地元の古老の話によるとお金は湯女町の遊女だったとも、池田屋(のちに浜屋)という宿屋の用心棒だったともいいます。お金がすんでいたという湯女町の名は、裏通りを入った小道の通称名として残りました。

湯女町・・・あるいは小さな遊所だったのかもしれません。

「石でもごんせ、俵でもござれ、五十五貫(二百六キロ」はなんさんのその・・・」

伝説にのこる怪力でならした、おおらかで、すこしユーモラスな遊女お金の姿・・・中世で言う遊女という女性が、現在で売女の意味のみて使われる遊女とは違った意味の女性であったのは確かだと思われるのです。

参照:『名作作散歩 歌舞伎と京都』京都新聞社編、『海津物語』滋賀県高島郡マキノ町発行


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馬が暴れたあたりでしょうか?

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                        お金のお墓
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                      お墓のある福善寺


by gionchoubu | 2018-06-16 12:23 | 亡くなった滋賀の遊郭 | Comments(0)