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祇園ぞめき その十七

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幕末にその名を残した京都の名妓といえば、三本木の幾松と、祇園嶋村屋の君尾でしょう。君尾の名は、慶応二年版、祇園新地歌奴名鑑『全盛糸音色』の嶋村屋の部でその名を確認することができます。

昭和二年三月一日号『技芸倶楽部』「維新徒と京美人(一)」東山西人によれば、近藤勇が下河原の料理屋鳥居本の奥の座敷で密会したとき、ふと気がつくと、障子の外の庭で怪しげな気配、カラリト障子を開けると男が佇んでいました。

近藤は走りこんでその男の襟髪をつかんで問い詰めると、男は「イエ滅相もな、如うして立聞き抔致しましょうか、私は箱廻しの万助と申すものでござります。」

この様子を離れ座敷で聞き取った君尾は「コレ万助どん・・・お前さん何う為たのやえな、また粗忽な、よそさんのお座敷に邪魔をしたのか、ホンに仕様のない人や」と言うとピシャリと万助の頬を打ち叩きました。

そして、君尾を初めとして、仲居や他の芸者も駆け寄って謝るので、近藤は万助を離して元の座敷に戻りました。万助は事無きを得たのです。

万助の正体は桂小五郎で、偵察の為庭に入りこんだもの見破られそうになり、君尾の機転で助かったのです。その後、君尾は、頬を叩いて申しわけ無かったと、ひれ伏して桂に詫びたそうです。

桂は君尾の機転を喜び、大いに感謝したといいます。

三本木の幾松も、新撰組の捜索隊が踏み込んだ時、幾松の機転により、床下の穴蔵から桂を逃がした話の方が有名ですが、まるで講談、私は大分脚色されたものと思っています。

現在の鳥居本は八坂神社の鳥居のもと、下河原にあった料理屋を現在地に移したものです。箱廻しの箱は三味線を入れ箱で、芸者の事を箱という事もありました。箱廻しは芸妓の元で働く男衆の事で箱丁とも呼ばれましいた。この丁は甲、乙、丙、丁の序列の丁で、この呼び名で皆からどう思われたか分かります。

さて君尾といえば井上聞多、後の井上馨との逸話が有名です。この井上聞多と君尾を結びつけたのが高杉晋作で、馴染みの魚品に聞多を連れ、馴染みの芸妓をつけてやろうとするが、物堅い聞多は一向無関心の体でぐいぐい酒を飲むばかり。

困った男だと、並み居る芸妓の中で気に入った妓はいないか仲居に意を探らせせると、果たしてお目当ては君尾であったといいます。

君尾も聞多に意が有り二人は結ばれました。井上聞多二十七歳、君尾は十七歳の事だったと言います・・・続く




by gionchoubu | 2017-06-16 12:30 | 祇園 | Comments(0)