
花街あれこれ *このブログに掲載されている写真・画像を無断で使用することを禁じます。
by gionchoubu
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芸者の長所

是は三宅孤軒が先輩知己三百余人と全国の料理屋組合五百余ヶ所に紹介状を出し、先輩知己より百数十氏と料理組合三十からの回答を得ました。
アンケートは『芸者の長所』『芸者の欠点』『将来の芸者は斯くあるべきもの』『其他芸妓への注文』の四項目で、今回は『芸者の長所』からいくつか紹介します。
「概して道徳的で義理人情をよく弁えている事。
日本女性の伝統的な美しさを保存している事。
家庭婦人のなし得ないサービスを心得て居ること。(たとえば芸の如き)」
この回答は長田幹彦、さすがに祗園小唄を作詞でも知られ、各花街に深い理解がある文士として、今でも通じる普遍的なポイントを突いていると思います。
同じ文士でも長谷川伸は、随分正直な人な様で、芸の事はかたらず・・・、
「性的魅力を持っている点は、何と云っても彼女たちの長所です。」
いつもそんな目で芸者を眺めていた様です。
東京朝日新聞の杉村楚人冠は、海外の事情と対比して、例えばイギリスでは、お客の接待は主人がするもので、これはこれに向いていない人には苦痛をともなう・・・ところが日本では御客の相手は芸者に任せる事が接待につながるので、主人は楽だ・・・のような趣旨を述べています。職業柄、いろんな見方があるようです。
著述家、竹内夏積
「昔より明るさが出来てきた。インテリになった。それらも芸の一つであることを自覚したらしい。」
俳人、木下蘇子
「現代芸妓の長所は、衣類其他とも品が宣くなったが、其変り生酔ひと云う姿が見られなくなった。」
長唄師匠、杵屋勝太郎
「習字、茶、花等の稽古をして居る事。貯金の心掛が有る事。」
などなど、七十人以上の回答者が色んな意見を述べている中、内務省土木局統計課 田中野狐禅は理想の芸妓姿を浮かび上がらせてくれました。
「客席に芸を以てサービスすると共に、巧みに話し相手となって、好感的に客を飽かしめぬのが、芸妓の定義だと思ふ、此場合、レッテルの美醜など、敢て問題ではない、所謂胸三寸の働きが芸妓としての天職を尽し得るのである、従って、そこに長所がうまれるのだと信ずる、即ち客は十人十色であり、仮令、初見の客でも、その好尚、性格、酒癖などを洞察して、臨機応変の取廻しを為し得るのが、芸妓の長所であらねばならぬ。」
昭和一桁の花柳界の様子でした。
by gionchoubu
| 2016-11-20 11:48
| 舞妓・芸妓
|
Comments(4)
芸妓、舞妓、芸者、半玉と地域で花街文化を支えた女性が
活躍したのは、昭和30年代までだっのでしょう。
あの、大阪でも南地から芸舞妓が消え、北新地からも
消滅寸前となって、大阪の花街文化は上方落語の世界でしか
残らなくなりそうです。
一方、昔日の隆盛時代には及びませんが、京都の花街文化は
世界的な観光地とあって、ホテル、旅館で活躍の場も与えられ、生き残っています。銀座、北新地のクラブの和装ホステスの中には、容姿が芸舞妓より秀でている方も少なからず居られますが、伝統芸に関しては芸舞妓の足元にも及びません。
願わくば、この花街文化が後世にも伝承されるよう・・・
それにしても、何故、大阪人は安直なクラブ遊びにしか興味を
示さないのでしょうか。
活躍したのは、昭和30年代までだっのでしょう。
あの、大阪でも南地から芸舞妓が消え、北新地からも
消滅寸前となって、大阪の花街文化は上方落語の世界でしか
残らなくなりそうです。
一方、昔日の隆盛時代には及びませんが、京都の花街文化は
世界的な観光地とあって、ホテル、旅館で活躍の場も与えられ、生き残っています。銀座、北新地のクラブの和装ホステスの中には、容姿が芸舞妓より秀でている方も少なからず居られますが、伝統芸に関しては芸舞妓の足元にも及びません。
願わくば、この花街文化が後世にも伝承されるよう・・・
それにしても、何故、大阪人は安直なクラブ遊びにしか興味を
示さないのでしょうか。
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> narahimuroさん
三~四年前、大阪の遊廓・花街について調べる為半年かけ30回以上大阪の街を歩きまわりました。そのブログは他の記事とともにきれいさっぱりある日消えてしましました。
調べた中でどうにも分からなかったのが、南地から美々卯本店のあたりに戦後できた東新地でした。大阪の花街・遊廓は、是非もう一回挑戦したいと思います。
大阪市の方は東京に比べ、あまり地元の歴史に関心を持たれていない方が多いいという印象を持ちました。その原因の一つに度重なる町名変更にあると私は思っています。
三~四年前、大阪の遊廓・花街について調べる為半年かけ30回以上大阪の街を歩きまわりました。そのブログは他の記事とともにきれいさっぱりある日消えてしましました。
調べた中でどうにも分からなかったのが、南地から美々卯本店のあたりに戦後できた東新地でした。大阪の花街・遊廓は、是非もう一回挑戦したいと思います。
大阪市の方は東京に比べ、あまり地元の歴史に関心を持たれていない方が多いいという印象を持ちました。その原因の一つに度重なる町名変更にあると私は思っています。
『消えたブログ』を当ブログに復元お願いします。
> 花街消息さん
京都の図書館はコピーが取りやすいのですが、大阪市立中央図書館は古い資料はコピー不可でカメラ必要。府立図書館はセルフコピー不可でアクセス悪し、一日仕事になります。中之島の図書館は趣があり、比較的コピーも楽、大阪はこの三館で大体事たります。
その他、滋賀県、三重県、愛知、岡山、広島、岐阜、石川、富山、愛媛、香川、徳島、静岡、和歌山、奈良、福井、兵庫も全部消えました。
殆ど取るに足りない内容でしかが、本人は可なりのショックです。幸い画像は全てありますので、大阪、滋賀あたりから再開しようと思います。
京都の図書館はコピーが取りやすいのですが、大阪市立中央図書館は古い資料はコピー不可でカメラ必要。府立図書館はセルフコピー不可でアクセス悪し、一日仕事になります。中之島の図書館は趣があり、比較的コピーも楽、大阪はこの三館で大体事たります。
その他、滋賀県、三重県、愛知、岡山、広島、岐阜、石川、富山、愛媛、香川、徳島、静岡、和歌山、奈良、福井、兵庫も全部消えました。
殆ど取るに足りない内容でしかが、本人は可なりのショックです。幸い画像は全てありますので、大阪、滋賀あたりから再開しようと思います。
