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五条楽園ぞめき その十七

五条楽園ぞめき その十七_f0347663_13570264.jpg

昭和三十一年五月十二日に所謂、売防法が可決されました。

社会民生委員会では、十月十一日午後、灘井五郎委員長ほか九名が、府下最大の廓といわれいた七条新地を視察、業者や従業員とヒザを交えて懇談。

水府委員「売春防止法によって二年後にはどうしても廃業しなければならないが、どんな転業を考えていますか。」

A子「第一に家族の生活が保証されるような仕事があれば転業しますが、そんなものはいまの仕事以外に絶対にありません。ですから廃業したら青線に流れこむか街頭に立つかするより方法がないと思っています。わたしは月一万五千円を家に仕送りしていますが、それだけの仕事がどこにありますか。いまの仕事で手取り月三万円ありますから。」

笹谷委員「むかしはあがりの大半を親方にとられ、晩めしなど客にたかるより仕方ないことがありましたか。」

B子「いまはそんなことはありません。業者との分配は五分五分で、食事もよいものです。」

五十川議員「女中組合に仕事がつらいと訴えてくることがありますか。」

C子「投書制度がありそんなことがあれば業者と話合いますが、ほとんど例がありません」

笹谷委員「いまの制度はあった方がよいと思いますか。」

D子「よいと思います。第一に青線区域なら衛生、風紀上の取締りにこまるし、赤線なら大丈夫です。それにこの制度のある方が都合のよい人もあるんじゃないですか。」

笹屋委員「だまされてこの道に入る人はありますか。」

B子「ほとんどが友達を頼ってくる人で、だまされて来る人はありません。」

五十川議員「とにかく、いまの制度はあったほうがいいということですネ。」

C子「そうです。もしなくなればわたしなどは完全に青線にはいります。女中や仲居ではとてもやっていけません。大学生の卒業生も就職難の時代ではありませんか。」

灘井委員「婦人相談所ができたことは知っていますか。」

A子「知っています。しかし相談に行っても恐らくハラがたつだけで、はなしにならないでしょう。」

このあと委員は七条新地の業者側の意見を聞きました。

「売春防止法が出来た以上は法を守らないといけないと思う。しかし売防法審議会が政府に答申したところでは、売春のおそれのある場所に転業することを禁じている。わたしたちが転業するとしても、料理屋とか旅館、カフェーといった水商売しかできないのでこの答申は絶対にこまる。それに水商売に転業するとしても家屋の改造などにカネがかかるし、自力で更正できるものはほとんどあるまい。政府は一片の法律でかたづけるのでなく、救済方法も考えてもらいたい。とにかく、いまのままでは法律の骨抜きなどを政治的にやるよりしかたがない。人身売買とか女のかせいだものを摂取することはたしかにいけないが、これさえやらならなければ自分がこの道で生活することは少しもかまわないと思う」と述べました。

浮沈はあったにせよ、昭和三十三年四月一日を期して、全国の赤線の灯が消えました。明冶政府が公娼廃止を天下に布告してから八十五年目のことでした。

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昭和三十九年ごろ、五条楽園の名前を改めた七条新地は、お茶屋では法にふれることは絶対やらせないから、芸妓などはお客と他の地域の旅館に連れ出すという方法をとっている。ここは新研芸妓とヤトナで八十一名

参照:『遊女と街娼―京都を中心とした売春史』錦織剛男




by gionchoubu | 2015-09-05 13:59 | 五条楽園 | Comments(0)