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五条楽園ぞめき その十

五条楽園ぞめき その十_f0347663_11332547.jpg
五条楽園の関係者の方に、一本の横断歩道のお話を伺った事があります。

かつて四条から木屋町通りを下がり五条まで来ると、五条通りに横断歩道があり、そのまま五条楽園の木屋町筋に入れたそうです。人通りのある木屋町通り、ごく自然な成り行きです。

ところがある日、五条楽園の方に大変知恵の有る方がいらっしゃって、この横断歩道を、どういう理由で当局を説得したか分かりませんが、消し去ったのです。その後視界まで遮るガードレールまで出来てしまい、このルートは完全に遮断されてしまったのです。

木屋町筋を下って来た人は左に五条大橋を渡って東に抜けるか、もしくは西に向かい、河原町通りまで行って横断歩道を渡り南へ流れるので、一般の人が河原町の横断歩道を渡ってから、わざわざ五条楽園に戻って入る可能性をほぼ消し去ったのです。

つまり五条楽園が色街として最近まで存続し得たのは、楽園を陸の孤島にした一本の横断歩道かもしれないという話です。

√旦那はん おいでやす ええとこどすえ 芸者ワルツでステップか 五条楽園 花えくぼ 柳並木と ぼんぼりが ほのかに浮かぶ 恋のみち

でも、もう恋の道にぼんぼりを灯す女(ひと)影はどこにも見えません。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

七条新地を構成した町の名の多くは滋賀県坂本の日吉(ひえ)大社に因んだ名が付けられています。これはこの辺りが東山七条の新日吉(いまひえ)神社の氏子町であるという歴史からきています。緑江叢書の『町名のいわれ』、『坊目誌』そして『京都市の地名』を参考に廓内だった町名の由来を記していくと何かが見えてきます。

都市町 寛永十四年(1637)洛中絵図に「トイチ丁」とみえる。当町は旧七条道場金光寺領で市比売(いちひめ)神社の旅所であったが、町名は祭神が都市の守護神であったことによるという。

南京極町 京極大路の南にあることによる。

平居町 町名の由来は不明

以上D群

八ツ柳町 日吉神社のある坂本の浜の地名八ツ柳からとりました。

波止土濃町 日吉神社の前の流が由来です。

早尾町 日吉七社の内早尾をとって町名としました。

岩滝町 日吉神社境内にある字岩滝に由来

聖真子町 日吉の祭神の聖真子町からきています。

以上C群

菊屋町 開町以前の字菊屋からきている。

高宮町
 不明

富松町 不明

平岡町 不明

富浜町 不明

鍵屋町 不明

以上B群

山王町 天台宗の鎮守である日吉山王からきています。

上下二之宮町、上下三之宮町の計四町、日吉神社の二ノ宮、三ノ宮が由来

十禅寺町 日吉、山王七社の一つから

大宮町 日吉の大宮から

以上A群

この町名群で面白いのは、その三で提示した最初の七条新地区域の内。A郡、C群が日吉神社由来で、B群が全くこれに由来していないという事です。
私はC群が六条通りの延長であり、さらに当初B群が七条新地に入らなかったので、A群と区別する為、C群を六条新地と呼ばれたと推察しました。

実はこのB群六町に現ひと・まち交流館のある梅湊町が梅沢町と湊町が合併してできたものなので、B群六町にこの二町を加えた八町が、六条新地であると荻野家文書の旧名六条新地八町略図に描かれているそうです。(参照:京都市の町名)

つまり、D群の五条橋下は別所として、当初の七条新地は日吉神社由来で、そうでないB群と出生が違うという事が見えてきました。

やっぱりこういった事は素人が勘ぐると碌なことがないといういい例でありまして、謹んでお詫びと訂正させて頂きます。

六条新地はB群であり、C群ではありません。

宝暦十一年(1761)、煮売株六十軒に増加した際にB群ができたと見ていいでしょう、この六条新地は七条新地開設の折はまだ無く、宝暦十一年に出来たが、また消滅してしまい、昭和三十三年頃、その半分ほどが五条楽園で復活したと言うことになります・

五条新地(D群)はやはり、宝暦年間に川口庄助と増野伊右衛門が御土居跡に町を建てることを幕府に申請して許可を得たものであるので、それ以前に、御土居建設を命じた秀吉が由来の遊廓地という、その一で書いた伝承には、残念ですが無理があると言わざるを得ません。

ただし宝暦十一年、秀吉が実際に茶屋株を許した北野上七軒の真盛町より、南京極町に茶屋株を文派して遊里になった経緯があるので、このことが、回りまわって五条楽園、七条新地、秀吉由来の遊廓伝説を生んだのではないかと、私は考えています。

荻野家文書の旧名六条新地八町略図は私自身見ていないので、いずれ日を置いて、再びぞめくつもりです。

五条楽園ぞめき その十_f0347663_11342739.jpg
                  木屋町五条北側より望む五条楽園


by gionchoubu | 2015-04-26 11:38 | 五条楽園 | Comments(2)
Commented by 番太郎 at 2015-04-27 14:37 x
地名辞典等で見るとやはりA+Cを総称して七条新地 Cのみは六条新地 が正しい様ですよ。
Commented by gionchoubu at 2015-04-27 16:38
この件については近い将来もう一回調べて、わからなければその旨報告させていただきます。