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島原 輪違屋

f0347663_12264390.jpg


ほんとうの島原の太夫の素晴らしさを知って頂きたく、まいまい京都のコースの一つとして、以下のプランが実現しました。

高額の設定(実は大変なお値打ち)で催行に不安があったのですが、即日定員のお申し込みが有りました。

私の意見としてですが、出来れば今後も続けたいと思っております。


*******************************************************************************************


1月29日(日)11:30〜14:30

【輪違屋】粋を極めた芸妓の最高位・太夫さんとお座敷遊び
〜幕末の空間が残る格式高き島原唯一のお茶屋、十代目当主がご案内〜

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京都で唯一、幕府より公認を受けた
格式高き花街・島原。
そのなかで今も営業を続け、日本でただ一軒
太夫を抱えるお茶屋が、輪違屋です。

襖に道中傘を貼りこんだ「傘の間」や
本物の紅葉が塗り込まれた「紅葉の間」、
近藤勇の屏風など、新選組や志士たちも遊んだ
幕末の空間で、太夫さんとお座敷遊び。

島原の太夫は、知識、品格、遊芸と
すべてにおいて極上、大名や公家たちの
お相手を務めた芸妓の最高位。

可愛らしい禿を引き連れ練り歩く
「太夫道中」や顔見せの儀式「かしの式」、
お点前、舞・胡弓などの技芸。
京料理やお酒を味わいながら、
粋と艶を極めた
絢爛な饗宴を堪能しましょう。

固く閉ざされた「一見さんお断り」の世界へ。
花街を知り尽くした十代目当主の
レクチャー付きなので、
初めての方や女性の方もご安心を。


※飲酒を伴うため、ご参加は
20歳以上の方に限らせていただきます。

開催日時
2017年1月29日(日)11:30〜14:30頃
※開始10分前にはご集合下さい。
集合場所
JR「丹波口」改札口前
※手旗を持ったスタッフがお待ちしております。
参加費用
28,000円 (保険料含む) ※料理、お酒付き
※当日集合時にお支払いください。お釣りのないようお願いします。
定員
20名(先着順・要予約)
※催行人数10名に満たない場合、開催日の7日前までにツアー中止をお願いすることがございます。
参加予約
ページ下【参加予約はコチラから】ボタンをクリック
または、まいまい京都事務局までお電話ください。
電話:075-462-2312
(受付時間10:00〜18:00 ※水・日・祝は定休日)

  • 開催3日前以降のキャンセルは、キャンセル料をいただきます。
    ⇒キャンセル料について詳しくはこちら
  • 定員で締め切りますので、お早めにご予約ください。
  • 予約申込後のキャンセルは、この日の為に準備を重ねてきたガイド・事務局ともに、とても悲しい思いをいたします。キャンセルのないようお願いいたします。
  • 歩きやすい服装と靴でお越しください。
  • 雨天決行です。警報や注意報が発令されるなど荒天時は中止します。中止の場合は、開始時間の2時間前までに連絡いたします。



コースルート

【距離:約0.5km】JR「丹波口」 → 1.島原西門跡 → 2.島原住吉神社 → 3.歌舞練場跡 → 4.輪違屋(お座敷遊び) → (解散)

ガイドさん

高橋 利樹 さん

輪違屋十代目当主。幼き頃より太夫や芸妓とともに暮らし、三味線や鼓の音を子守唄代わりに育つ。太夫や芸妓に芸事を教えるため、自らも芸に精通する。著書に『京の花街 「輪違屋」物語』。
⇒京の花街「輪違屋」物語(Amazon)

担当コース:準備中

担当コースを全てみる


如月太夫 さん

輪違屋に所属する太夫。太夫の名前は『源氏物語』の帖や人名から付けることが通例となっている。

担当コース:準備中

担当コースを全てみる


正脇 良平 さん

祇園の旅館「ギオン福住」支配人。祇園甲部、祇園東、宮川町の芸舞妓の手配、また自らお座敷の司会進行を手がけ、花街文化に親しんできた。全国200箇所以上の花街・花街跡を訪問。現在は専ら「祇園ねりもの」(もう一つの祇園祭として江戸時代中期より絶大な人気を博すも、昭和35年を最後に途絶えた芸妓による仮装行列) の復興を目指して活動中。
花街ぞめき(ブログ)

担当コース:

担当コースを全てみる


満員御礼につき、予約受付は終了いたしました。
キャンセル待ち予約はコチラから。



# by gionchoubu | 2016-12-04 12:27 | 島原遊郭 | Comments(2)

橋本遊廓ぞめき その八

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                 橋本程貸座敷と駅の距離が近い遊廓は無いと思います。

昭和三十年十二月二日、橋本遊廓の貸席、初菊の花子という接客婦が、自室で死亡、医師は衰弱死の診断を下しました。花子は同年一月二十日、ブローカーの紹介で前借一万円で初菊に雇われ、十一月二十八日廃業届けを出した後すぐ死亡したことになります。

死亡した時は、衰弱しているにも楼主から客を取ることを強要され、充分な食事を与えられず酷使され、医者にも診せられず、楼主からスリッパで殴られ、暴行されるのを近所の人が仲裁に入り止められた事もありました。

この事件が新聞に報道されたのがきっかけとなり、府婦人相談所の相談件数が増加の一途を辿ったといいます。

以上は錦織剛男著『遊女と街娼』に載る、売防法完全施行の少し前の橋本遊廓の話です。

もう一つ、昭和62年5月号の雑誌太陽で、作家の村松友視さんが『幻の橋本遊廓を行く 蘆刈夢幻』で、橋本の旧貸座敷で旅館業を営む女将からお話を伺っています。

「京阪が開通しましたんが明治三十九年やったかと思いますが、それから大阪のお客さんがおいでんなって。それまでは、ま、土着の人たちだけがお客さんやったんですわ、芸者もいましたしね。当時、大阪あたりでは写真で女の人を選んだそうですが、ここでは“照らし”ゆうて実物を見て相談できる。それでよう流行りまして、一時は八十何軒ありましたんです。もう川の流れみたいに男の人の流れができまして、私ら娘の自分は夕方になったら門へ出んような状態でした・・・」

大阪から京阪沿線で訪れるには、途中、枚方駅下車(現枚方公園駅)の桜新地もありますが、橋本の娼妓数は昭和の初めに500人弱と枚方の百人にくらべ約五倍、桜新地が枚方の町の一部に対し、橋本は下車後、10秒で妓楼という環境が整っています。

大阪は松島も飛田も新町も基本写真で娼妓を選ぶのに対し、桜新地も橋本も陰店というシステムで、直接、顔をみて敵方を選べるのが評判だった事が分かります。写真で娼妓を選ぶのは人権を配慮しての国の基本方針とされていますが、遊廓を公許にしておいて、そんな所に配慮しても主客転倒では無いのでしょうか?

“照らし”は普通、居稼の字を充て、客が娼妓の住む遊女屋に赴くことで、もう一つが“送り込み”、文字道理、娼妓が客の待つ貸座敷に送り込まれる事をいいました。

さらに、当時の娼妓や接客婦の話しになり、

「やっぱり九州が多かったですな、女の人はねえ。北陸の人も見えましたけど、やっぱり九州の女の方が情熱的でよかったのかしら、天草とかの人が多かったですね。でまあ、いまは旅館をやっているんですが、だいぶん有名なとこやったんで、やめて三十年にもなるのにね、男の人がひとりで入っておいでやすと、小指だしてねえ・・・・」

こういった男は、遊び人なのか、ちょっとお抜けになっておられるのか、何にも無い橋本で、ずいぶん淋しい一夜を過ごされた事でしょう。


# by gionchoubu | 2016-12-01 12:22 | 京都の花街・遊廓 | Comments(0)

芸者の欠点

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続きまして、三宅孤軒による『現代芸者の欠点』です。こういったアンケートは褒めるより貶すほうが面白いにきまっており、ここでも・・・

「話のまづいこと、話題の乏しいこと、客の取りなしが拙なること。客に構わずに芸妓同志が話合ったり若いのになると、遠くのものと、手真似で勝手なことをしてゐるなど、言語道断。初見の客に合ふと、まるで素知らぬ顔して、電車の中の乗合客同志の如し。芸妓の訓練の不行届きなること、現代ほど甚だしいのはない。特に新橋に於て最も此幣がある。」文学博士、笹川臨風

なら行かなきゃいいのに・・・と思いませんか?

「現代芸妓(げいしゃ)としては、三味線や舞踊のみに熱中することが、芸道専一と一生懸命、腕を磨くことゝ考へ違へしてゐるものがあるが、其れを改めて欲しい。そういう芸妓の存在も必要だが、新聞や雑誌を読みこなして、社会の出来事について、正しい見方をして居らなければならぬ。それから現代人の心持ちと、感情とを、デリケートに判断し、明朗なる女性たるべきにて、インテリゲンツイァたることが、なほ好ましい。今日では、義務教育をすませてゐるのだから、芸妓になってからでも、修養と向上とに自ら意をもちゐるなれば、決して至難ではないと思ふ。」飛行機学校長、相羽有

私は、三味線や舞踊に熱中せず、.新聞、雑誌ばかり読んでるインテリゲンツイァな芸妓はイヤです。それにしてもこれほど飛行機学校長に相応しい名前は有りませんね。

「〜略〜無闇とお銚子を運び上げる事、半分も飲みもしない奴をどんどん下げて、お代りの又お代わりなんかは、全くあったらもんだといふ気がいたします。それから、一寸した遠出の遊山なんかで、晩飯なり昼飯なりに料理屋なり茶屋なりに、立寄るとなるといやに鷹揚の大風で、どうせ人の銭だ、つかわなきゃ損だで、入りもしないものをあつらへる。つまらないみやげを調へる。その上無闇矢鱈と女中を呼び立てる、もの凄い程人づかいが荒い。遺憾なき迄育ちの悪さを発揮するようなのを往々にして見かけます。もっとも、芸妓の凡てがそうだといふわけではありません。」書家、水島弥保布

これは現在の花柳界でなく、まるで別の水商売の現状のようです。

「芸の無い事を悲しみとしないで、女には命よりも大切な貞操と云ふものがあると云う事を、お酌の中から忘れ果てゝゐる事です。どの芸妓を見ても無貞操地帯の、ゴミか、紙屑見た様な哀れなものです。貞操の上から云へば、一人も人間は無いでせう。それが現代芸妓の大欠点です。貞操を守る為に、お酌が自殺を図った抔と云ふ新聞の雑報が出る時か来ます。今の連中は屑計りです。」
川柳家、高木角恋坊

一体角恋坊は御茶屋(待合)でどんな目に会ったのでしょうか?
ちなみにお酌は関西で言う舞妓の事です。


# by gionchoubu | 2016-11-26 12:09 | 舞妓・芸妓 | Comments(2)

芸者の長所

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是は三宅孤軒が先輩知己三百余人と全国の料理屋組合五百余ヶ所に紹介状を出し、先輩知己より百数十氏と料理組合三十からの回答を得ました。

アンケートは『芸者の長所』『芸者の欠点』『将来の芸者は斯くあるべきもの』『其他芸妓への注文』の四項目で、今回は『芸者の長所』からいくつか紹介します。

「概して道徳的で義理人情をよく弁えている事。
日本女性の伝統的な美しさを保存している事。
家庭婦人のなし得ないサービスを心得て居ること。(たとえば芸の如き)」

この回答は長田幹彦、さすがに祗園小唄を作詞でも知られ、各花街に深い理解がある文士として、今でも通じる普遍的なポイントを突いていると思います。

同じ文士でも長谷川伸は、随分正直な人な様で、芸の事はかたらず・・・、
「性的魅力を持っている点は、何と云っても彼女たちの長所です。」
いつもそんな目で芸者を眺めていた様です。

東京朝日新聞の杉村楚人冠は、海外の事情と対比して、例えばイギリスでは、お客の接待は主人がするもので、これはこれに向いていない人には苦痛をともなう・・・ところが日本では御客の相手は芸者に任せる事が接待につながるので、主人は楽だ・・・のような趣旨を述べています。職業柄、いろんな見方があるようです。

著述家、竹内夏積
「昔より明るさが出来てきた。インテリになった。それらも芸の一つであることを自覚したらしい。」

俳人、木下蘇子
「現代芸妓の長所は、衣類其他とも品が宣くなったが、其変り生酔ひと云う姿が見られなくなった。」

長唄師匠、杵屋勝太郎
「習字、茶、花等の稽古をして居る事。貯金の心掛が有る事。」

などなど、七十人以上の回答者が色んな意見を述べている中、内務省土木局統計課 田中野狐禅は理想の芸妓姿を浮かび上がらせてくれました。

「客席に芸を以てサービスすると共に、巧みに話し相手となって、好感的に客を飽かしめぬのが、芸妓の定義だと思ふ、此場合、レッテルの美醜など、敢て問題ではない、所謂胸三寸の働きが芸妓としての天職を尽し得るのである、従って、そこに長所がうまれるのだと信ずる、即ち客は十人十色であり、仮令、初見の客でも、その好尚、性格、酒癖などを洞察して、臨機応変の取廻しを為し得るのが、芸妓の長所であらねばならぬ。」

昭和一桁の花柳界の様子でした。


# by gionchoubu | 2016-11-20 11:48 | 舞妓・芸妓 | Trackback | Comments(4)

花名刺と千社札

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舞妓さん、芸妓の立ち寄るお店などで、この花名刺が沢山貼られているのを見ます。先斗町の十五大明神も花名刺で埋め尽くされています。

# by gionchoubu | 2016-11-15 13:09 | 京都の花街・遊廓 | Comments(6)