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京都パンパン赤線時代 五十二

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今ではプライバシーや肖像権やら、さらに倫理の点からも絶対載せられない写真が堂々と新聞紙上に載っています。

京都新聞夕刊 昭和27年7月3日

『ストリップ 青白い地獄の鬼火 誇らかな女王、情欲の騎士』

暗いヴェールと厚化粧の妖精“夜”が登場する。コケテッシュな彼女の外貌を仰いで奔流する淫蕩の血と脂切った情欲をギラギラ額に光らせる賛美者はみな彼女の騎士。

“歌って踊って飲もうたまゆらの幸に”これがそのスローガン。力いっぱいワァツと欲望の雄叫びをあげてみろ。たちまち充足の器が四方から八方から集るゼ。

ここは欲望のはけ場でも陶酔のコヤでもない青白い地獄の鬼火のように助平根性ががチラチラ燃えたり消えたりする墓場さ。

情熱のルンバ、愛憎のタンゴ、憂愁のブルース、合成酒みたいなメロディーがゆれて、よどんで熱っぽいツバだらけのトランペットの騒音にピリッと裂かれると舞台はいまや最高潮。

痴ホウの協奏曲―「暑いわネー」「悩ましくなる」―こんなセリフよろしく燃えるドレス、白いブラジャー、スパンコールまでとってオンリイ・バタフライ姿のストリッパー。

スポットはケンランの赤色から悩ましの紫色にクルリ回って、白い豊満な裸の女王をてらすと極テンポのジャズも官能のブルースと変わる。

見給え、スト嬢の生々とした誇らかな表情にくらべてお客さんのなんと情欲にうちひしがれみじめな顔をしていることか。まさに女王と騎士だろうか。

バタフライのかげにしまった肉体の丘ばっかり目で追う観客とはおかまいなしに、ストリップ嬢の手は下腹からはい上がってムッチリした乳房をゆすりヘビのように身をくねらせ情欲をかきたたせようとする。

アイシャドウの目が輝き、赤いクチビルがぬれ、かげをもつヘソが泣き笑う。懸命の演技らしいゼ。劇場にムンムン発散するのは欲情の熱気か官能の幻影か。

とんでもない二十坪たらずのコヤにあんまりつめこみすぎた。人いきれサ。




# by gionchoubu | 2017-12-14 16:12 | パンパン、赤線 | Comments(0)

京都パンパン赤線時代 五十一

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京都新聞夕刊 昭和27年7月3日

『女性案内 唇を許した“私は処女か知ら”純潔に悩む女学生』

この欄は貴方のあらゆる悩みに解決を与えるところです。ご利用下さい。紙面匿名可、編集局女性案内へ

(問) 私は中学三年の女性徒です。半年前から近所の高校生と清い交際を続けて映画やハイキングに行ったりするおつき合いをしていました。ある夜家まで送って下さる道で、求められるまま唇をゆるしてしまいました。

私はもう本当の処女としての純潔を失ったのでしょうか、接吻はプラトニックな交際として許されないでしょうか。こんなことはお母さんにいうと叱られてしまいまいます。紙上でお答え下さい。(悩める少女より)

『お行儀が悪い』

(答) 外人の間では接吻は軽いあいさつとして習慣になっていますが日本では男と女の接吻は二人の立ち入った関係を暗示するものなのです。

高校生や中学生がこんなマネをすることは大へんお行儀の悪いことです。こんなマネはやめて日本人らしくサッパリした交際方法をおけいこして下さい。

これは純潔という問題よりお行儀の問題です。エチケットをわきまえぬ学生にりっぱな男女の交際は成長しません。(評論家 村岡花子)


京都新聞夕刊 昭和27年7月5日

『女性案内 身を許したが 学業に専念出来ぬ悩み』

(問) 十七歳の女学生です。三ヶ月前から高校生と交際していましたが、はじめ真面目でよい学生であった彼が最近になって激しく私の肉体を要求いたします。

学生として許されぬ行為なので、出来る限り拒みましたが、拒みきれず遂に身を許しました。私は現在でも深く彼を愛してしますが、自分の犯した行為の恐ろしさを感じ、後悔の念にたえられません。

そのため学業も身がはいらず困っています。彼もたいへん愛しているとその後も再三要求してまいります。私は今後一体どうしたらよろしいでしょうか。(高校生・M子)

『二度と犯さぬよう』

(答) 若い時代にはあやまちはあり勝ちです。あやまちと気がついたら二度と繰り返さぬようにしなければなりません。

高校生はもっと明朗に子供らしい生活をするのが近代的なよい学生です。大人のマネをしたりすることは感心いたしません。

幸いに二人は愛し合っていられる仲なのですから、現在よりも将来に希望をもって卒業後の結婚ということもあることですから自重し健全な友情を取りもどされることを望みます。(井上愛子)









# by gionchoubu | 2017-12-11 11:14 | パンパン、赤線 | Comments(0)

京都パンパン赤線時代 五十

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                       四条通り

昭和27年6月15日 京都新聞夕刊

『少女を苦界へ 甘いシル吸うしゃく婦』

伏見署では十四日午前一時十分ごろ伏見区東柳町席貸太平席ことMYさん方しゃく婦WH(35)を営利誘かい、児童福祉法違反容疑で岡山市警からの手配により逮捕した。

同女は去る五月七日岡山市内で知合った住所不定A子さん(16)に就職方を依頼されたので“よいところに世話しよう”と姫路市梅ケ坪町席貸業新海楼YT方に紹介、その手数料としてA女より三千八百円を受取りその足で太平席に働いていたものとわかった。

昭和27年6月24日 京都新聞夕刊

『顔役はオレだ 夜の女に馬乗り、殴るケる』

二十三日松原署では東山区大黒町松原下ル山城町、露天商前科二犯MK(48)を傷害並びに横領容疑で逮捕した。

同人は露天商を営む傍ら団橋付近でポン引の親分をやっていたものだが、五月十一日午後十一時ごろ四条大橋付近で遊客のソデをひいていると、同区三条大橋東三丁目南入ル長光町無職SKさん(31)が“私達の商売を荒さんでおくれ”
と文句をつけられたのに腹をたて“この界わいの顔役はオレだ。コレがオキテだ”と同女の顔面を殴打したうえ足をからませて同女を倒し、馬乗りになり頭、顔をふみつけ顔、足などに一週間の傷を与えたもので、この他にも二十五年十一年ごろから四条大橋付近の屋台店の管理をしてやると左京区新丸太町七十五露天商秋田とめ子さん(44)ほか六人の業者から手にいれた保管料七千二百円のうち大半を横領、着服していた疑い。

昭和27年6月8日、京都新聞夕刊

『娘の友達まで誘惑“少女に売笑”の三人組』

堀川署少年係では東山区東大路松原上ル下弁天町TH(44)、同区六波羅三盛町浴場火夫TK(43)、同区安井小松町SM(41)の三人を児童福祉法違反容疑で調べていたが十七日書類送丁した。

THは去る五月五日自宅付近に住むA少女(17)が中京区屋町二条下がるH旅館で売笑婦をしていることを知り松原署に申告、同旅館を児童福祉法違反で摘発させておきながら、その後A少女を自宅に住込ませ近所のSM方で客をとらせていた。

またTKは自分の長女B子のもとに遊びに来ていた近所のC子(17)をもて遊んでうえ、長女といっしょに二人をTHのもとに住込みさせ同様売春行為をさせ同様売春行為をさせていた。

THは少女達の収入金の半分を席貸に払い、残り半分から四割の手数料を取り、更に食事代として一日百五十円をとるなど悪ラツの限りをつくしていた。



# by gionchoubu | 2017-12-06 15:04 | パンパン、赤線 | Comments(0)

京都パンパン赤線時代 四十九

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昭和25年5月25日 京都新聞

『一夜借りたパンパン宿 宿代に夜の勤め いま厚生誓う混血の家出少女』

一夜の宿を求めたばかりに借金に追立てられ、遂にドロ沼に身を落としたという、これは家出娘の転落の物語であり、ナ落のふちから立上ろうともがくパンパンの実体である。

東山区三条大橋二丁目IC方A子(18)で物心つくころ両親に死別、名古屋市瑞穂区太田町二ノ五の叔父の許に養女となったが、混血児なるが故に周囲からの眼は冷たく、養母との仲もうまくいかぬところから昨年六月家出、女学校時代の友人を頼って入洛、ところが就職がきまるまでと友人の紹介で前記IT方に宿を求めたのが転落の始まり“本当に親切な人だ”とこれからの生活に乙女の胸をはずませて頼ったこの家は実はパンパン宿であったのだ。

案のじょう三日目には食事代と宿泊料を請求された。もともと無一文で家出したA子にはこの千円足らずの金を支払う力などない。ことあるごとに返済を迫る女主人、もはやあの親切な人ではなく、まるで鬼のような目つきであった。

「借金を清算するために目をつぶって・・・・」そのときA子の心は決った。だがこれとてA子の思っていたほど見入りがよくなかった。稼ぎ高の半分を部屋代、ポン引に、更に花代、食費などを引かれては借金は減るどころかその日その日の生活で一ぱい、夜毎繰返さなければならない醜悪な姿態ではあるが一刻も早く抜出したいとの念願は強くなるばかり“私の心まではダレもおかすことは出来ない・・・・”」これが彼女をささえる唯一つの綱であった。

この彼女の悲劇が同僚を通じ市警に聞えやっとドロ沼から救い出され、いま京都鑑別所に更正を誓っている。市警保安少年課ではA子を甘言でつり売春行為を強いた前記IC(46)、場所を提供した同町SH(40)を児童福祉法違反容疑で二十三日送庁したが、同課ではこのようにか弱い娘が更正を願いつつも金と悪らつなブローカーにしばられ、泣いている事例が多いと目下捜査をすすめている。

『柴屋町遊郭にメス 少女に売春・腹肥す業者らを検挙』

昭和27年 5月31日 京都新聞、滋賀版

児童福祉法の法網をくぐって少女に売いんをさせていた悪らつな業者が検挙された。

大津市警では五月一日から行なわれた第六回全国青少年保護育成運動の一つとして、かねてから未成年者に売いんをさせているとの風評があった大津市柴屋町遊郭就業婦の一せい調査を行ったところ、年齢を水増しし成年として登録、本年一月末から働いていた高知県生れA子(17、)二月十九日から同月二十三日まで働いた長崎県生れB子(18)、一月二十日から働いていた鹿児島生まれC子(17)の三人を確認、抱えていた大津市西令?町貸席市川ことIK(29)、同市下馬場町貸席鶴ノ家ことTH(30)、同所貸席川卯ことKC(49)、同町貸席中照ことWT(32)の四人を児童福祉法違反、労働基準法違反容疑で。

またもと同市膳所本町大津紡績女工として働いていたC子を四千円の手数料をとってKC方にあっ旋した同市膳所石神町店員MT(21)を児童福祉法違反、人身売買容疑で取調べていたが、二十九日いずれも大津地検に書類送庁。

三人の処置については大津家裁、県児童相談所と協議、善処することになったが同署では更に同遊郭の徹底調査を行なって違反者の摘発を行う意向である。






# by gionchoubu | 2017-11-30 16:21 | パンパン、赤線 | Comments(0)

京都パンパン赤線時代 四十八

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                       角倉了以像 二尊院

昭和27年4月10日 京都新聞

『主家の品盗み色街で女遊び』

十八歳の少年が女遊びを覚え主家の商品を盗み出し五番町遊廓内で大尽遊びしていた。下鴨署では八日午後七時半ごろ上京区下立売通御前西入無職A少年(18)を窃盗容疑で逮捕取調べている。

同少年は立命館中学校を中退後二十五年十月ごろから右京区花園春日町山城撚糸工場―経営者佐野現二氏(40)―に配達係りとして勤務したが、フトしたことから悪友に誘われて女遊びを覚え、北新地五番町内美人座接客婦つや子ことAMさん(22)にうつつをぬかし、通いつめるうち小遣銭に窮し、勤め先の工場から生糸約十六貫(二十二万円)を盗み出して五番町内サロン北陽で知合った某生糸会社員に売りつけた金でつや子さんを落籍、遊郭内で連日豪遊していたもので下鴨小沢刑事が同遊郭内でのききこみにより少年がつや子さんに金側腕時計、ハンドバック、オーバー、クツなど不似合いな品物を買与えていたこを知り発覚したもの。

昭和27年4月20日

『美ぼうと気ップで転落の道を歩む「七条の十点」18少女捕る』

両親を失った十八の乙女が継母に育てられて不良の道に転落、マネキン、歌手、旅芸人と転々ついに街路婦の群に投じ、その美ボウと気っぷで「七条の十点」とよばれるネエさんとなって、友人、同僚の金品を荒していた下京区塩小路河原町角上ノ町無職角村光子(18)―仮名―は名古屋へ逃げていたところ十六日夜同市中区広小路ガード下で川端署員に窃盗容疑で逮捕取調べを受けている。

同女は昨年七月十五日下京区加茂川筋六軒町下ル川辺チカ子さん(19)方にとまり込み女物上衣(五千円)と現金二百円を盗んだほか友人、同僚間から窃盗、詐欺十三件、時価三万円相当の悪事を働いていたものだが、彼女は母を七歳の時失い継母に育てられていたが、父親も昭和二十年戦死し、その後叔父に引きとられ二十四年三月京都女学校を卒業したが、不良仲間とつき合ったことから悪の道に落ち、叔父の持物を持ち出すようになったが、生来のはで好きから丸物百貨店でマネキン、333の歌手、オフィスガールなどを転々とし、叔父の勧めで昨年三月結婚したものの身持が悪く一ヶ月で離婚、家をとびだし旅役者になり北海道などを放浪、昨年末再び京都に帰り街路婦となり仲間から「七条の十点」と呼ばれるほどのアネゴになっていたもので、友人の物を盗み名古屋に逃げていた。

取調べに対して平然と煙草をくゆらし十八の乙女と思えぬふてぶてしさに係官を驚かせている。

昭和27年5月13日 京都新聞夕刊

『家出させ紅燈へ 少女操る人身売買団』

堀川署少年係では家出少女を捜査中に、家出させ少女を売りとばしていた人身売買団を探知、一味を検挙した。

同署では右京区太秦安井御所ノ内町四大久保さん方MH(47)を児童福祉法及び職安法違反容疑で調べているが昨年三月生活に困ったところから長女ツネ子さん(24)を同区花園寺之内町一、喫茶店OS(44)の世話で一万五千円の前借をとり、岐阜市徹明町小料理店TK(38)方に売り飛ばしたところから、MHは人身売買が容易に出来ることに目をつけ、同区西ノ京仲合町UM(38)に話を持込み、UMの長女A子さん(16)をも一万二千円で岐阜に売り飛ばした。

さらにMHとUMはこれに味をしめ、三人の少女を甘言でだまし家出させ苦界にしずめ、またMHは船井郡八木町KC(36)をもそそのかしKCの長女B子さん(15)ら二人を三千円の手数料をとって同様紅燈の街に送り込んでいた。

同署では前記MHら四人及び雇い入れた岐阜市内五料理店を児童福祉法及び職安法違反で十二日書類送検した。






# by gionchoubu | 2017-11-27 16:39 | パンパン、赤線 | Comments(0)